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私が安倍総理に提出した質問主意書を巡り「幽霊騒ぎ」が巻き起こりました。
私が提出したのは「総理大臣公邸に関する質問主意書」。その内容は、巨額の税金を投入して作られた公邸を、なぜ使わないのか。危機管理、警護上も問題がないのか、を問うたものです。(下記主意書、答弁書をご参考ください) 朝日新聞が書いたように「首相が公邸に引っ越さないのは幽霊のためか」との主意書ではなく、全体をお読みいただければ上記の趣旨だとお分かり頂けると思います。 産経新聞のコラム「サンケイ抄」(5月26日)がそのあたりをフォローしてくれています。 しかし、この問題はニュースの「夏枯れ」時期だったのか、予想以上に大きく取り上げられ、当方も驚いています。答弁書が私たちの手元に届いてから数時間後にはネット上にその内容に一部が紹介され、その直後から「なぜ、国費を使ってくだらない質問をするんだ!」などの電話が寄せられました。 私の事務所では、こうした電話には「質問全体を見ていただきたい」など、その趣旨を丁重にご説明しましたが「民主党はつぶれろ!」など感情的なご意見がほとんどでした。 民放のワイドショーでもずいぶん長く取り上げされ、米3大ネットのABCや英テレグラム、AFPなど海外にも伝えられたようです。 今回の件では、マスメディアの報道の在り方にも考えさせられる点がありました。「事実」と「真実」は違うということだと思います。 もちろん、どこをどう切るかはマスコミご自身のご判断と責任とは思いますが、国民の中にも必ずしも報道を正しく受け止め、理解する習慣も確立していないのだと思います。 報道のありかた、それを読み解く国民の力が大きく問われる時代の象徴的な出来事だと感じています。 今回受けた答弁書4通のうち、他の3件の中には安倍総理自身が初めて「韓国による占拠は不法占拠」と認めたものなどがありましたが、こちらの方は全く話題になりませんでした。 質問主意書 http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/183/syup/s183101.pdf 政府答弁書 http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/183/toup/t183101.pdf
by kagaya-ken
| 2013-05-28 09:09
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